
ケアマネになって、まだ1年目のこと。
当時20代後半だった私は、家では子育て真っ最中! 毎日自分の子どもの世話だけで手いっぱいで、正直「介護経験」なんて全くありませんでした。
そんなある日、担当する利用者さんのご家族から、ポツリとこんな言葉を言われちゃったんです。
「介護経験もない若者に、介護者の気持ちなんてわかるわけがない」
正直、めちゃくちゃきつかった……😭 頭をガーンと殴られたみたいでした。
返す言葉がぜんぜん見つからなくて、でも、何か言わなきゃ!とパニックになりながら、ひねり出したのがこれ。
「経験はないけれど、気持ちは近くにいて、応援したいと思っていますよ」
今振り返ると、なんて不器用で頼りない答え(笑)😅 でも、あの時の引き出しの少ない私には、これがもう、精一杯だったんです。
🌻 最初の数年は、見事な「言いなり」でした
ケアマネ1年目の私なんて、プロとしての意見なんてこれっぽっちも持っていませんでした。
とにかく怒られるのが怖くて、利用者さんやご家族に言われた通りに「はいはい!」ってサービスを右から左へ調整するだけ。 今思えば、完全な「言いなりケアマネ」です(笑)。
「専門職として、自分の意見をちゃんと言う」なんてカッコいいことができるようになるまでには、そこから何年もかかりました。
21年経った今でも、実は私、「在宅介護の経験」はありません。 だけど、「わかりたいな、応援したいな」って思う気持ちだけは、あのグダグダで不器用だった1年目の頃からずっと変わっていません。
それだけは、今の自分でも「よくがんばってきたな〜」って胸を張れるかな😊
🌻 今ならわかる、あの言葉のウラ側
でも、21年この仕事を続けてきて、ようやくあの時のご家族の気持ちがわかるようになりました。
きっと、毎日ギリギリで必死だったんですよね。
慣れない介護でヘトヘトで、心も体もパンク寸前。 弱音を吐ける場所もなくて、孤独でたまらなかったんだと思います。 だから、目の前に来た「頼りない若造の新人ケアマネ」を見て、つい感情が溢れちゃっただけ。
そんな風に、相手のピリピリした言葉の裏にある「つらさ」を想像できるようになったのも、21年という時間をたくさんの方と過ごさせてもらったからだなぁ、としみじみ思います。
🌸 にこからのメッセージ
今、ケアマネ1年目で「私、上手くできない…」って泣きそうになっている人もいるかもしれませんね。グダグダでも、言いなりでも大丈夫!「力になりたい」っていうその気持ちだけで、救われるご家族は絶対にいますよ。
次回は、そんな私がちょっとだけ成長した「ケアマネ3年目の話」をしてみたいと思います🍀