「にこっと介護」

〜家族も自分も疲れないヒント〜

退院直後は本人の気持ちが最優先|ケアマネの失敗談

訪問先でまたしても怒鳴られました😭

退院してきた利用者さん。 今日からまた奥さんと2人での生活が始まるということで、「大丈夫かな」と様子確認に伺いました。

歩き方はどうか、お薬の変更はないか……。 一通り確認して、体調は大丈夫そうでまずは一安心😊

事前に奥さんから「退院したら、明日からでもデイサービスの再開をお願いしたい」と言われていたこともあり、私は良かれと思ってこう切り出しました。

「では、明日からデイサービスに行けそうですね」

とお話ししたところ……

利用者さん 「誰が明日から行くと言ったか!俺は行かないよ💢」

奥さん 「明日から行ってもらわないと、私が倒れちゃうでしょ!困る💢」

目の前で激しい言い合いのケンカになっちゃいました💦

そして最後に、利用者さんから私に向かって怒りの一言。

「あんたが来たからケンカになったんだ。もう帰って💢」

あらら……。 私が来たからケンカ?私が悪かったのかな……😭

🌻 怒りの裏側にある、本当の気持ち

急に怒鳴られて、私もその場ではびっくりして心が折れそうになっちゃいました😮‍💨

でも、帰り道に車を運転しながら、考えたんです。 「どうしてあんなに怒っちゃったんだろう?」って。

病院からやっと我が家に帰ってきて、きっとご本人は「あぁ、やっと自分の家に帰ってこられた。少しゆっくり休みたいなぁ」と思っていたんですよね。

それなのに、家に上がってきたケアマネから、開口一番「明日からまたデイサービス(外)に行ってね」と言われたら、急かされているようで嫌な気持ちになるのも当然です。

今回は、高齢の奥さんの「早く介護負担を減らしたい」というお話ばかりに意識が向いてしまって、主役である利用者さんの「ホッとしたい」という気持ちを、もっと丁寧に確認すべきでした。

ご本人のペースを置き去りにしてしまって、ごめんなさい🙏

🌻 一歩ずつ、信頼のバトンを繋ぎ直す

ケアマネの仕事は、時にこうして良かれと思ったことが裏目に出てしまい、家族の板挟みになってしまう「リアル」な難しさがあります。

でも、この失敗は次への大きな学びです。

次は、まずは「退院良かったですね。我が家はやっぱり落ち着きますか?」と、ご本人の気持ちをしっかり聴くことから始めよう。 デイサービスの提案は、その気持ちを受け止めた後で、奥さんとの折り合いをつけながら、そっと味方になって進めていこう。

そう決めました。

🌸 にこからのメッセージ

もしご家族が退院直後、「早くサービスを再開してほしい」と焦る気持ちになることがあれば、少しだけ立ち止まってみてください。 ご本人にとっては、まず「やっと家に帰れた」という安心感が一番なのかもしれません。 サービスの相談は、その気持ちを聞いたあとでも遅くないはずです😊

21年やっていても、毎日が試行錯誤の連続です。 同じように「怒られちゃった」「空回りしちゃった」と落ち込んでいるケアマネさんやヘルパーさんがいたら、大丈夫、一人じゃありませんよ😊

ぶつかり合いながら、少しずつその家族にとってのベストな距離感を見つけていけばいいんです。

まだまだケアマネ成長中です😊