
突然ですが、みなさんは「リハビリ」と聞くと、どんなことを思い浮かべますか?
「せっかくデイケアに行っているのに、リハビリを嫌がって続かない…」そんな悩みを抱えるご家族も多いかもしれません。
「手足を動かすマッサージ」 「歩くための筋トレ」 「専門の施設で行うつらい練習」
きっと、そんなイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
もちろんそれらも大切ですが、先日、リハビリの先生(理学療法士さん)とお話しした時に、ハッとさせられたと同時に少し、私の心が弾んだのです。
今日は、その温かいお話をみなさんにおすそわけしますね😊
🌻 「何をやるか」よりも「誰と出会うか」
そのリハビリの先生は、こんな風に話してくれました。
「その地域にその利用者さんに合ったリハビリができる場所があるかどうかも大切だけどね。でも、それだけじゃないよ。『どんなリハビリメニューができるか』じゃないんだよ。
その利用者さんが**『誰と出会い、心が動くか』**。
『自分でやってみよう!挑戦してみよう!』と思えるような気持ちに、どうやって寄り添っていくかも大切なんだよね。」
そして、さらにこんなアドバイスをくれたんです。
「例えば、デイケアで**『あの利用者さんと話ができる席』**にしてみる。マッチング。
この利用者さんはあの利用者さんの話しで、自分と共通することを感じるかも。そんなちょっとしたきっかけを作るだけでも、心が動いて、自分から動き出すエネルギーになるんだよ。利用者さん同士から得るもの。」
🌻 心が動くと、身体は自然に動き出す
リハビリの道具やプログラムを一生懸命探すことばかりに目を奪われがちでしたが、実は「リハビリ」って、もっと身近なところにもあるんですね。
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お隣の席の人とおしゃべりしたくて、自然と声が出るようになる。
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「あの人が頑張っているから、私も少し歩いてみよう」と心が動く。
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「先生にまた会いたいから、今日のリハビリも頑張る」と笑顔になる。
これこそが、機能訓練室の中だけでは生まれない、最高の「リハビリ効果」なんですね。
「リハビリのサービスを増やすこと」だけを探すのではなく、ご本人の心がどこでときめくか、誰といる時に元気になるか。
そんな「出会い」の環境を整えることも、私たち専門職ができる、大切なサポートなんだと深く頷かされました。
🌸 にこからのメッセージ
リハビリさんの話を聞きながら、私は心の中で、静かにこんなことも思っていました。
「私自身も、出会った利用者さんやご家族にとって、『出会えてよかったな』と思ってもらえる、良い存在になれているかな、そしてなれたらいいな」
介護の毎日は、時に単調で、先が見えなくて不安になることもあります。
でも、新しい出会いや、私たち専門職との出会いが、ご本人の「もう一度頑張ってみよう」のきっかけになったら、これほど嬉しいことはありません。
通所先を選ぶ時は、設備やメニューだけでなく、ぜひ「どんな人がいるのかな?」「どんな出会いがありそうかな?」という温かい視点ものぞいてみてくださいね。